インコやオウムの種類によって必要な栄養素の違いはあるだろうけど、精密に知ることは難しいですよね
PrettyBird Internationalの情報を参考に、雛に必要な脂質とタンパク質の量をまとめてみました
フォーミュラは脂質8~10%、タンパク質18~22%が一般的です
多少の変動は生後1ヶ月以降の雛に問題になることはあまりないようです
アマゾン・オウム類 脂質5%・タンパク質22%
汎用 脂質8%・タンパク質19%
ヨウム・小さいコンゴウ類 脂質10%・タンパク質22%
多くのコンゴウインコ 脂質12%・タンパク質19%
紅コンゴウ・スミレコンゴウ 脂質14%・タンパク質19%
メーカー別フォーミュラに含まれるタンパク質と脂質も書いておきます(最小値)
ベーセルラガ
A21 脂質9%・タンパク質21%
高タンパク
A19 脂質15%・タンパク質19%
ハイエナジー
A18 脂質7%・タンパク質18%
ローリー
プリティバード
19/8 脂質8%・タンパク質19%
汎用・ローリー・コカトゥー・アマゾン
22/10 脂質10%・タンパク質22%
ヨウム・オオハナ・アジアンパラキート(コセイインコ・ワカケホンセイ・ダルマインコ等)に最適
オキナインコ・コニュア類(ウロコインコ・コガネメキシコ等)・小型オウム・カナリア・フィンチ・セキセイインコにも
ケイティ
イグザクト 脂質9%・タンパク質22%
ハイファット 脂質16%・タンパク質22%
マコウ 脂質13%・タンパク質19%
孵化直後の雛は食事関係にシビアです
もし孵化した雛を上手く育てられない場合は食事に関わる何かに問題があることが多いと思います
(温度管理に問題がないなら)
順調であれば発育不良やトラブルを起こすことなく生後2週間を迎えることが大体できるかもね
次は鳥種別に販売されてるペレットの脂質・タンパク質(最小値)もまとめてみました
こちらもプリティバードです
コカトゥー(白色オウム)・アマゾン(ボウシインコ等) 脂肪4%・タンパク質17%
高タンパク低脂肪で体重増加を抑える
アフリカン(ヨウム・ハネナガ等)・中大型のコニュア 脂質8%・タンパク質14%
カルシウムが多め
ローリー・ロリキート 脂質6%・タンパク質16%
オオハナインコ 脂質6%・タンパク質16%
ローリーとほとんど同じですが他の部分に少し違いがありました
オカメインコ 脂質10%・タンパク質14%
コンゴウインコ・ニョオウインコ・クロヤシオウム 脂質10%・タンパク質16%
メーカーが違えば内容も変わってくるので参考程度にして下さい
日本は鶏が基準の体重で計算されることが多いと聞きましたが、出来るだけインコ別に調査されているところを選びました
ペレットもフォーミュラも良し悪し感じることもありますが、個人的な感想は触れるのやめときます!